【基礎!】webマーケティング用語集【Webマーケティング一般用語編】
用語を覚えよう!
webマーケティング用語は種類がとても多く、覚えるのも大変ですね。
色々な用語の中でも、今回はデジタルマーケティング一般用語を解説していきます!
コチラで紹介している用語全てを常に使うわけではありませんが、記憶の片隅においておいて、気になったときにすぐ調べられるようにしておきましょう!
デジタルマーケティング一般用語
- インフィード広告
インフィード広告とは、webサイトやアプリのコンテンツとコンテンツの間に表示される広告の事です。
- インストリーム広告
インストリーム広告とは、YouTubeなどの動画サイトで動画再生時、途中、後に流れる動画広告です。
- インバナー広告
インバナー広告とは、動画サイトではなく、従来のバナー枠に配信されるタイプの動画広告です。
- インリード広告
インリード広告とは、webサイトをスクロールして広告が画面上に表示されてから動画が再生されるタイプの動画広告です。
- インスクロール広告
インスクロール広告とは、webサイトをクスロールして広告が画面上に表示されたてから静止画の広告が表示されるタイプの広告です。
- ネイティブアド(ネイティブ広告)
ネイティブアドとは、広告をサイト上に自然に溶け込ませて、ユーザーに「見ているwebサイトの一部」と思わせる見せ方の事です。
- アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、成果報酬型のインターネット広告のことで、アフィリエイトサイトまたは、アフィリエイターのWebサイトに広告を掲載してもらう形式の広告です。
- リワード広告
リワード広告とは、アフィリエイト広告の一種で、広告のリンク先のWebサイトで、アプリのダウンロードや、商品・サービスの購入など成果が発生すると、広告主から媒体に成果報酬が支払われ、媒体がその会員に媒体内で使えるポイントなどを付与する仕組みの広告です。
ブースト広告とは、アプリのランキングを一時的に急上昇させることを目的としたリワード広告の事を指す言葉です。リワード広告の予算を集中投下し、短期間にアプリを沢山ダウンロードさせて、アプリをランクインさせることを狙った方法です。
- リッチアド
リッチアドとは、映像や音声を使用したビデオ広告のほか、ユーザーの操作に合わせて変化するインタラクティブ広告です。
- ブランディング広告(ブランド広告)
ブランディング広告とは、企業やサービスのブランド向上を目的とする広告です。TVCM、新聞、雑誌などのマスメディアが多く使われています。
- ダイレクトレスポンス広告(レスポンス広告)
ダイレクトレスポンス広告とは、広告接触者から購買に繋がるレスポンスを得ることを目的とした広告です。Web広告以外にもメルマガやDMなどもこれに含まれます。効果検証も行いやすい広告でもあります。
- 運用型広告
運用型広告とは、検索連動型広告(リスティング広告)に加え、アドテクノロジーを活用した運用によって、広告枠、入札額、ターゲット(オーディエンス)、クリエイティブ、コンテキストなどを、変動させながら出稿する方式の広告です。
- PPC広告(Pay Per Click Advertising)
PPC広告とは、リスティング広告に代表される、クリックされることによって課金されるタイプの広告(クリック課金型広告)です。
- インプレッション課金型広告
インプレッション課金型広告とは、広告の表示回数ごとに課金されるタイプの広告です。アドエクスチェンジやDSPでよく利用される課金タイプです。
- コンテンツ連動型広告
コンテンツ連動型広告とは、Webサイトのテキストを分析して、そのテーマと関連性の高い広告を表示する仕組みです。Google AdWordsが代表的なコンテンツ連動型広告です。
- 興味関心連動型広告
興味関心連動型広告とは、コンテンツ連動型広告に「過去に閲覧したページ」「直近の検索キーワード」などの行動ターゲティングの要素がプラスされた広告手法です。代表的なものにYahoo!のインタレストマッチがあります。
- 行動ターゲティング広告(BTA:Behavioral Targeting Advertising)
行動ターゲティング広告とは、ユーザーが閲覧したページ情報をもとに、ユーザーの興味関心でセグメントする広告のことです。これの代表的な広告がリターゲティング広告です。
- SEM(Search Engine Marketing)
SEMとは、検索エンジン上で実施するWebサイトへ訪問を促すマーケティング手法です。具体的にはSEOとリスティング広告を指します。
ソーシャルメディアマーケティングとは、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアを用いたマーケティング手法です。
- ソーシャルリスニング
ソーシャルリスニングとは、分析ツールを使ってソーシャルメディアやブログなどのユーザーの発言や行動の履歴等のデータを集めるマーケティング手法です。
- ソーシャルグッド(コンテンツ)
ソーシャルグッドとは、企業のCSRコンテンツ(社会貢献につながるコンテンツ)です。企業がソーシャルメディアを使ってCSRコンテンツを発信したことでPRに繋がった事例があり、プロモーションの手法の1つとして注目されました。
- リアルタイムマーケティング
リアルタイムマーケティングとは、
a:『企業がユーザーとシームレスかつパーソナライズされたコミュニケーションを行うことができる仕組みのこと』
b:『現在世界で起こっている事象に反応し、ソーシャルメディアなどを介して、それを広告・PRに利用するマーケティング手法のこと』
aとbで意味が異なりますが、どちらも使われています。
- ランディングページ(LP)
ランディングページとは、『そのWebサイトにユーザーが訪れた時に最初に訪問したページ』のです。
- LPO(Landing Page Optimization)
LPOとは、ランディングページ最適化(Landing Page Optimization)のことです。
- EFO(Entry Form Optimization)
EFOとは、エントリーフォーム最適化(Entry Form Optimization)のことです。エントリーフォームの「入力項目の数」「レイアウト」「ボタンの大きさや色」「文字の大きさ」「入力エラーへの対処」などの要素を改善していくことです。
- CRO(Conversion Rate Optimization)
CROとは、コンバージョン率最適化(Conversion Rate Optimization)のことです。上記のLPOやEFO、Web接客などを指します。
- SMO(Social Media Optimization)
SMOとは、ソーシャルメディア最適化(Social Media Optimization)のことです。ソーシャルメディア上で自社コンテンツにアクセスしてもらための施策です。
- UGC(User Generated Contents)
UGCとは、ユーザー作成コンテンツ(User Generated Contents)のことです。ユーザー個人で作成したコンテンツを指します。例えるとSNSやレビューサイト等に投稿された写真や動画などのコンテンツです。
- DFO(Data Feed Optimization)
DFOとは、データフィード最適化(Data Feed Optimization)のことです。ECサイト等で商品表示を集客チャネルごとに最適化するための手法です。
- マーケティングオートメーション(MA)
マーケティングオートメーションとは、マーケティングの各プロセスおけるアクションを自動化するための仕組みやプラットフォームのことです。「最適なコンテンツを、最適なタイミングで、最適な方法で届ける」ことを目的に利用されます。
- CRM(Customer Relationship Management)
CRMとは、顧客関係管理(Customer Relationship Management)のことです。顧客との良好な関係を構築し、顧客価値を高めるためのマネジメント全体のことを指します。「理解」し「分解」し「再構築」する。の3つに分けることができます。
- カスタマージャーニー
カスタマージャーニーとは、『顧客が自社商品を購入するまでに辿るプロセス』のことです。どのようにしてブランドや商品と接触し、その時にどういう体験をして、どのような心理変化を起こすのか。その時の潜在ニーズは何か、最終的に何がトリガーになって購入に至ったのか、などを可視化することを目指します。
- LTV(Life Time Value)
LTVとは、顧客生涯価値(Life Time Value)のことです。顧客が一定期間内に企業の商品やサービスを購入した金額の合計を指し、上記CRMの重要指標です。また生涯とはなりますが実際は「特定期間(取引開始から○年間などの期間)=期間LTV」で試算することが多いようです。
- 広告ID
広告IDとは、AppleやGoogleなどのプラットフォーム事業者からアプリ開発者に提供され、ユーザーがオプトアウトできる、匿名かつユニークな広告配信識別用IDのことです。
Cookieとは、ブラウザでWebサイトを閲覧した際に作成され、データを一時的に保管しておく仕組みです。会員制のサイトなどで、ログインした情報を記録して、次回ログインの手間をなくしたり、コンテンツの内容をユーザーに合わせて表示したりする目的で作られた技術です。
Cookieシンク(Cookie Sync)とは、Webサイトへの訪問やバナーインプレッション時に、そのユーザーに対して発行されたCookieを、別のドメインで発行したCookieに紐づけ、CookieIDを統合・マッピングする技術のことです。
- ファーストパーティクッキー(1st Party Cookie)
ファーストパーティクッキー(1st Party Cookie)とは、訪問したWebサイトのドメインから直接発行されているCookieのことです。
サードパーティクッキー(3rd Party Cookie)とは、ユーザーが訪問しているWebサイトのドメイン以外から発行されているCookieのことです。
- VAST(Video Ad Serving Template)
VASTとは、動画広告掲出テンプレート(Video Ad Serving Template)のことです。IAB(インターネットアーキテクチャ委員会)が定めた、動画広告の規格の1つです。「動画広告ファイルのURL」「リンク先ページのURL」「再生数やクリック数などのデータ送信先」などの仕様が決められています。
- VPAID(Video Player-Ad Interface Definition)
VPAIDとは、動画プレイヤー広告インターフェース定義(Video Player-Ad Interface Definition)のことです。IAB(インターネットアーキテクチャ委員会)が定めた、動画広告の規格の1つです。動画広告の中にソーシャルボタンを設置したり、動画の中で別の動画を再生したり、スライドショーを表示したりと、VASTよりもリッチでインタラクティブな表現が可能です。
メディアレップとは、インターネット広告の一次代理店のことです。広告主や広告代理店と複数の媒体社の代理として広告媒体を仲介する役割があります。
- 広告インベントリ(広告在庫)
広告インベントリとは、広告表示数のことです。メディアにとってWebサイトの広告表示数(インプレッション)は、収益に直接影響する要因であることから、インプレッションのことを、広告インベントリ(広告在庫)と表現します。
- 広告インジェクション
広告インジェクションとは、広告収入を得ることを目的に、悪意のあるプログラム(インジェクタ)を用いて、本来は掲載されない広告の挿入や差し替えを、Webサイト運営者に無断で行うオンライン広告詐欺の1つです。無料提供されるブラウザの拡張機能やソフトウェアに仕込まれる事が多いです。
- IoT(Internet of Things)
IoTとは、あらゆるモノがインターネットと繋がる(自立的にデータを送信できる)仕組みのことを表す用語です。スマホやウェアラブルデバイス以外に、家電、日用品、医療機器、自動販売機などにもデータを送信するためのセンサーが埋め込まれ、他の機器に情報が送られ活用される仕組みです。
- LBM(Location Based Marketing)
LBMとは、ユーザーの位置情報に合わせて情報を配信するマーケティング手法です。店舗を持つ企業の場合は、顧客の場所に合わせて最も近い店舗の情報を表示できるといった大きなメリットがあります。
- SoLoMoマーケティング
SoLoMoマーケティングとは、ソーシャル、ローカル、モバイルを融合させたマーケティング手法のことです。スマホなどのモバイル端末を使って、位置情報やSNSと連動させたマーケティングです。
ビッグデータとは、企業など組織が蓄積している膨大なデータのことです。ユーザー属性情報のほか、Webやアプリのアクセスログ、広告接触履歴、リサーチ結果などがあります。
- スマートテレビ(スマートTV)
スマートテレビとは、従来のテレビに、「インターネット接続機能」「端末間連携機能」「アプリケーション・コンテンツの提供機能」が加わった、インターネット用いて機能拡張が可能なテレビのことです。
- VOD(Video On Demand)
VODとは、Video On Demand(ビデオオンデマンド)のことです。ユーザーが見たい時に動画コンテンツを視聴できるサービスのことです。
- SVOD(Subscription Video on Demand)
SVODとは、Subscription Video on Demand(サブスクリプションビデオオンデマンド)のことです。定額制動画配信を指します。(Netflix、Hulu、Amazonプライムなど)
- TVOD(Transactional Video On Demand)
TVODとは、Transactional Video On Demand(トランザクショナルビデオオンデマンド)のことです。視聴レンタル制の都度課金型動画配信を指します。
- EST(Electronic Sell Through)
ESTとは、Electronic Sell Through(エレクトロニックセルスルー)のことです。ダウンロード型動画販売を指します。買い切りなので、視聴レンタル制のような視聴期間に制限額がないことが特長です。
- AVOD(Advertising Video On Demand)
AVODとは、Advertising Video On Demand(アドバータイジングビデオオンデマンド)のことです。広告を視聴することで動画コンテンツを視聴できるビデオオンデマンドサービスを指します。YouTubeやTverなどがこれにあたります。
- PPV(Pay Per View)
PPVとは、Pay Per View(ペイパービュー)のことです。都度課金型の動画配信や動画販売を指します。上記、TVOD(Transactional Video On Demand)とEST(Electronic Sell Through)に分けられます。
- ITP(Intelligent Tracking Prevention)
ITPとは、Intelligent Tracking Prevention(インテリジェント・トラッキング・プリベンション)のことです。プライバシー保護を目的として、サイトを横断したトラッキング(クロスサイトトラッキング)に制限がかかります。
GDPRとは、EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)のことです。2016年にEUで制定、2018年に施行された企業による個人データ保護や取り扱いについて定められた、EU域内で適用される法令のことです。
今まで個人情報とみなされていなかったIPアドレスやCookie情報も個人情報とみなされ、取得する際にユーザーの同意が必要となりました。
- CCPA(California Consumer Privacy Act)
CCPAとは、カリフォルニア州消費者プライバシー法(California Consumer Privacy Act)のことです。2020年にアメリカ合衆国カリフォルニア州で施行された、カリフォルニア州居住者のプライバシーに関する州法です。
CCPAはGDPRの違いは。保護対象となる個人情報がGDPRよりも広い点、CCPAが個人情報の使用自体は禁止していない点が違います。
- LGPD(Lei Geral de Proteção de Dados)
LGPD(Lei Geral de Proteção de Dados Pessoais)とは、2021年施行予定のブラジルの個人情報保護法のことです。LGPDはGDPRから強い影響を受けており、保護対象となる個人情報の範囲や取り扱いなど多くの共通点があります。
- ETL(ETLツール)
ETLとは、「Extract(抽出)」「Transform(変換)」「Load(書き込み)」の頭文字をとった用語です。基幹システム等から必要なデータを抽出し、書き込み先のシステムの形式に合わせてデータ変換と書き込みを行うことです。
データ活用が重要視される現代において、自社の顧客データの他に外部データを取り扱うケースも増えてきました。ETLは様々なデータ格納先の間に位置し、データ格納先が必要とするデータ形式に整形して受け渡す役割があります。
- アスキングデータ
アスキングデータとは、マーケティングリサーチなどでユーザーに質問を行い、得られる回答データのことです。
- アクチュアルデータ
アクチュアルデータとは、『Web行動履歴』『アプリ利用履歴』『位置情報』『購買履歴』『フォーム入力情報』『アンケート回答情報』など、ユーザーの行動や回答を計測・集計して得られた、サンプリングや推測がされていない全量データのことです。
沢山の用語があるが馴染みのある用語も多い
いかがですか?多いですね!
ですが現在普通に使われているものなどもあり、馴染みの強い用語もたくさん出てきたと思います。
改めて意味を知るとなるほどと思うものもありますが、実際に使っていけば自然と体が覚えてくるものです。
またまた専門用語は日に日に増えていくモノ。
常にアンテナを張ってデジタルに触れていくとよいでしょう。