【測定!】webマーケティング用語集【Webマーケティング効果指標編】
マーケティングの指標で使う用語も覚えよう!
効果指標とは広告効果を定量的に判断・分析するための指標です。実際に業務をする際に効果指標を基に施策を打っていくことになりますので、ここで紹介した用語を覚えて効率よく施策を考えていけるようにしましょう。
また、前回一般用語の一覧を作成しておりますのでそちらも併せてご確認ください!
Webマーケティング効果指標用語一覧
- インプレッション(Impression)
インプレッションとは、広告の表示回数のことです。
- ビューアビリティ(Viewability)
ビューアビリティとは、広告インプレッションのうち、実際にユーザーが閲覧できる状態にあったインプレッション(ビューアブルインプレッション)の比率のことを指します。
- ビューアブルインプレッション(Viewable Impression)
ビューアブルインプレッションとは、実際にユーザーが閲覧できる状態にあった広告インプレッションのことです。
- アクティブビュー(Active View)
アクティブビューとは、実際にユーザーが閲覧できる状態にあった広告インプレッションのことです。
意味的には上記ビューアブルインプレッションと全く同じですが用途が異なります。ビューアブルインプレッションは、『インプレッションの量』を説明する時に使われますが、アクティブビューは、『1つ1つの広告インプレッションの話』を説明する時に使われます。
- インビュー(In View)
インビューとは、実際にユーザーが閲覧できる状態にあった広告インプレッションのことです。現在では「ビューアブルインプレッション」「アクティブビュー」という表現の方が多く使われています。用語の意味は同じになります。
- コンバージョン(CV:Conversion)
コンバージョンとは、Webサイトの成果のことです。意味は各Webサイトの目的によって異なります。ケースとして、BtoBのWebサイトなら『資料請求』、通販サイトなら『購買』、採用サイトなら『[応募する]をクリックした数』などがそのWebサイトのコンバージョンとなります。
- リーチ
リーチとは、広告の到達率のことです。その広告に接触した人数、もしくは全体における割合をあらわす指標です。
- ブランドリフト(効果)
ブランドリフトとは、ブランディング広告への接触グループと非接触グループの割合を比較し、接触グループと非接触グループの意識の差を数値化したものです。
接触グループと非接触グループの純増分のみをブランディング効果として捉えるところが特徴です。
- エンゲージメント(指標)
エンゲージメントとは、『ブランドとユーザーの親密さ・結びつき・絆・共感』のことです。上記の何をエンゲージメント指標とするかで大きな違いが生じます。
- CPM(Cost Per Mille)
CPMとは、1,000回表示あたりの広告コストのことです。。純広告やアドネットワークなどのネットワークを使用した広告配信の指標としてよく使用されます。
- eCPM(effective Cost Per Mille)
eCPMとは、実際はインプレッション課金でないクリック課金型の広告をCPMに換算して、課金形態の違いを度外視しインプレッションに対してどれだけコストがかかるかを測るために使用する指標です。
- vCPM(viewable Cost Per Mille)
vCPMとは、ビューアブルインプレッション1,000回あたりの広告コストのことです。つまり「実際にユーザーが閲覧できる状態にあった広告インプレッション1,000回あたりの広告コスト」です。
- CPC(Cost Per Click)
CPCとは、1クリックあたりの広告コストのことで、クリック課金型の広告(リスティング広告など)で使用される指標です。コスト/クリック数で算出できます。
- CTR(Click Through Rate)
CTRとは、クリック率のことです。広告が表示された際のクリックされる割合を表します。クリック数÷インプレッション数で算出できます。
- CVR(Conversion Rate)
CVRとは、SEOやWeb広告などでWebサイトに訪れたユーザーがどのくらいコンバージョンしているかという割合です。コンバージョン数÷Webページ流入数(広告のクリック数)で算出します。
- CPA(Cost Per Acquisition)
CPAとは、1件のコンバージョンを獲得するのにかかった広告コスト(成果単価)のことで、Web広告の指標の中でも最も重要視されています。Web広告の効果を判断する要因は、CPAの数値がコストよりも下回っているかどうかです。Web広告の目標設定にはこのCPAという指標が必要不可欠です。
- CPV(Cost Per View)
CPVとは、広告視聴1回あたりのコストのことです。動画広告の広告視聴単価で使用される指標です。従来のリスティング広告やディスプレイ広告では、CPC(クリックあたりコスト)やCPM(1,000回インプレッションあたりコスト)が使用されています。動画広告の場合は、視聴させることが重要なので、この課金形態が多いです。
YouTubeの動画広告は完全視聴単価方式で、スキップされたり、途中でブラウザを閉じたりして、広告の視聴が中断された場合は課金されません。広告が最後まで再生された場合のみ課金されるので、広告投資のリスクが抑えられます。
- CPCV(Cost Per Completed View)
CPCVとは、ユーザーの動画完全視聴完了数(もしくは上限秒数までの視聴完了数)に応じて、コストが発生する課金方式のことです。
- CPE(Cost Per Engagement)
CPEとは、1エンゲージメントあたりの広告コストのことです。エンゲージメント課金型の広告で使用される指標です。コスト÷エンゲージメント数で算出できます。
- CPI(Cost Per Install)
CPIとは、1インストールあたりの広告コストのことです。インストール課金型の広告(で使用される指標です。コスト÷インストール数で算出できます。
- CPD(Cost Per Day)
CPDとは、1日あたりの広告コストのことです。掲載日数課金型の広告で使用される指標です。コスト÷掲載日数で算出できます。
- CPO(Cost Per Order)
CPOとは、新規顧客獲得単価のことです。新規顧客が初めて商品やサービスを購入するためにかかったコストです。コスト÷受注件数で算出できます。
- CPR(Cost Per Response)
CPRとは、顧客からのレスポンスを得るのためにかかったコストのことです。商品購入以外に問い合わせなども含まれ、サンプル品やお試し品などの本商品購入を促すための商品も含まれます。
- ROAS(Return On Advertising Spend)
ROASとは、投資した広告コストの回収率のことです。つまり広告経由で発生した売上を広告費用で割った数値のことで、広告の費用対効果を表します。売上高÷広告費用×100(%)で算出できます。
- ROI(Return On Investment)
ROIとは、投資金額に対する利益の割合(投資収益率)のことです。利益(売上ーコスト)÷投資コスト×100(%)で算出できます。
- ARPU(Average Revenue Per User)
ARPUとは、ユーザーあたりの平均売上額のことです。月額課金サービスなど、サブスクリプションモデルのビジネスで使用される指標であり、売上額÷ユーザー数で算出できます。
- ARPPU(Average Revenue Per Paying User)
ARPPUとは、課金ユーザー1人あたりの売上額のことです。月額課金サービスなど、サブスクリプションモデルのビジネスで使用される指標であり、売上額÷課金ユーザー数で算出できます。
上記ARPUがサービス提供を受ける全ユーザーが母数になっているのに対して、ARPPUは課金ユーザーの数が母数となります。そのため、ARPUよりも高い数値となります。
また、課金率が高いサービスの場合、ARPPUとARPUの差は小さくなります。反対に課金率が低いサービスの場合、ARPPUとARPUの差が大きくなります。
ARPPU、ARPU、課金率を算出することで、自社サービスの売上がサービス提供を受ける多くのユーザーに支えられているのか、一部のコアユーザーに支えられているのかを把握できます。
指標を語るうえで大切な用語たちです
実際にクライアントと話す際に、効果を出すために一番適した方法は何なのか、クライアントが求めている情報やアドバイスはなんなのか?
より精度の高い提案や改善ができるように言葉と意味とメリットデメリットをしっかり理解する必要がありますね!